祝いの席に、雅と品格を。

祝いの席に、雅と品格を。

2025-03-07 ホテル・旅館業界様向け

結婚式や披露宴、長寿のお祝い、企業の式典など、日本における「祝いの席」には欠かせない存在があります。それが「金屏風」です。屏風自体は古くから日本の生活空間を彩ってきた伝統家具ですが、とりわけ金屏風は特別な意味を持ち、現代においても格式と華やかさを演出するために重宝されています。

今回は、そんな金屏風の魅力や利用シーン、そしてホテルや式場での活用事例についてご紹介いたします。


1. 金屏風が持つ歴史的背景と意味

金屏風は、その名の通り金箔や金紙を用いた屏風で、室町時代から江戸時代にかけて貴族や武家社会で用いられてきました。
金という色は「富」や「繁栄」を象徴し、また光を反射することで空間を明るく見せる効果もあります。照明が限られていた時代、金屏風はまさに会場を華やかに彩る必需品だったのです。

現代においても、金屏風は単なる背景ではなく「おめでたい空間」をつくり出す象徴として、格式ある場で愛され続けています。


2. 披露宴会場における定番アイテム

ホテルや専門式場では、披露宴会場に金屏風を常設しているところも少なくありません。
特に「和装婚」や「家族婚」を希望されるお客様にとって、金屏風は欠かせないアイテムです。白無垢や色打掛といった和装が、金屏風の輝きを背景にすることでより一層引き立ちます。

さらに、近年では写真映えを意識する方も多く、金屏風の前で撮影するショットはSNSでも人気を集めています。和装だけでなく、ドレス姿との組み合わせも新鮮で、和洋折衷の演出としても注目されています。


3. 式場にとっての「差別化ポイント」

金屏風は、新郎新婦や主役だけでなく、会場そのものの価値を高める存在です。導入後は式場の「差別化ポイント」として機能し、他の会場との差別化を図ることができます。

例えば、金屏風を背景にしたメインテーブルは、招待客にとっても「格式ある披露宴に参加している」という印象を与えます。また、金屏風は結婚式だけでなく、周年記念や表彰式など企業イベントにも幅広く活用できるため、導入メリットが大きいのです。


4. 多様な活用シーン

金屏風の魅力は、結婚式にとどまりません。

・還暦・米寿・百寿などの長寿祝い
主役を金屏風の前に座らせるだけで、写真が一気に晴れやかになります。

・企業の式典や授賞式
表彰者や来賓を迎えるシーンで金屏風を背景にすれば、格調高い式典に。

・文化イベントや海外ゲスト向けのおもてなし
日本らしさを演出できるため、インバウンド需要にも応えられます。

このように、金屏風は「ハレの日」を彩る万能アイテムとして、あらゆる場面で活用されています。


5. 購入・レンタルの選び方

金屏風を導入する際は、サイズや折り数、素材感に注目することが大切です。

・サイズ感:会場の広さに合わせて6-8曲(枚)屏風などを選択。

・折り数:多いほど豪華さが増し、少ないとスッキリした印象に。

・表面の仕上げ:金箔調の輝きや光沢の強さによって雰囲気が変わる。

レンタルで利用するケースも増えていますが、常設を考える式場やホテルでは購入を検討する価値があります。頻繁に使われるアイテムだからこそ、丈夫で扱いやすいものを選びたいところです。


6. SNS時代の金屏風

近年、金屏風は「写真映えするアイテム」としても注目を集めています。SNSに投稿される結婚式の写真で、背景が金屏風だと一気に華やかさが増し、見る人にも強い印象を残します。
式場としても「SNSに映える演出ができる」とアピールできるため、集客やブランディングにもつながります。


まとめ

金屏風は、古くから日本の祝いの場を彩ってきた伝統的なアイテムでありながら、現代においてもその価値は色あせることがありません。

披露宴や家族婚、企業の式典、長寿祝いなど、多様なシーンで「雅と品格」を演出し、さらにSNS時代には写真映えするアイテムとしても需要が拡大しています。

ホテルや式場にとっては差別化の武器となり、利用するお客様にとっては一生の思い出をより華やかに残すことができる存在。それが金屏風です。

祝いの席に、雅と品格を。
あなたの大切な瞬間を、金屏風とともにより輝かせてみませんか。

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